休日に見せらせた大騒動のなかに私があることへの自覚をさせられた話

今日は嫁が朝早くから近所のママ友とおでかけということで、私も仕事が休みだったので久しぶりにゆっくりと寝られるなあと高を括っていたら、「プルルル…」携帯が鳴り響きました。嫁の実家のお父さんからでした。「今からそっちへ行くから、ちょっと材料買って来てくれるか?」と。

っていうのは、嫁の実家は工務店を経営してて、かねてから家のリビングを少し改装するという話が嫁と父で盛り上がっていたのです。しかし、そんな話はもう一ヶ月以上も前のことだったので、当然忘れていたし、ただの話かと思っていたら、まさかの電話。まじか。

「わかりました。お待ちしています」と電話を切った5分後。「ピンポーン、ああ〇〇です!!おはよう!!」ってお父さん早すぎ。がっつり道具も一式、作業服に身を包んだお父さんがテンションMAXで玄関に現れました。「悪いね。休みなのに。でも、今日みたいにお互いが休みのときが一番やりやすいだろ?」「は、はい」

お父さんには過去に色々とお世話になっているので頭が上がらない私。ただただ素直に言われたとおりの建築資材をホームセンターへ買い出しに行くことに。ちなみに片道40分の道のりです。でも、せっかく来てくれたんだし、休みの日に早起きもできたし、と無理矢理自分を励まして、車を走らせること10分。「あ、携帯」

朝早かったし、お父さんのテンションもやばかったし、大事な携帯を忘れてきてしまいました。せっかくさっき自分を励ましたのにもう半分心が折れています。さらに、絶対に混むことのない道が混むし、回り道をしようと思って携帯…!忘れてんだよね。だんだんイライラと絶大な不安が私を襲ってきます。

これでは運転にも支障がでて危険だしとにかく落ち着こうとコンビニで車を停め、ちょっと一服。「よし。大丈夫!」ようやくホームセンターへ着いた私は一目散に木材コーナーへ。「え!?木の種類ってこんなに多いの?」

お父さんから頼まれていた資材は2m程の角材で私も用途は理解していたので、確認もせず家を出てきてしまっていたので、色まで聞いてなかったことに気づき、また、不安が再来。もちろん携帯ありません。LINEも写メもできません。

結局、近くの公衆電話をなんとか探して家に電話しました。誰も出ません。「何で?お父さんいるだろ?」と繰り返し電話すること3回。結局連絡が取れないので諦めて帰路に着きました。もうすでに家を出て2時間半が経っていました。「携帯がないだけでこんなことになるんだな…」

元来、私は注意深く神経質な人間であるので、特に外出時には『財布・携帯・タバコ』の3つを忘れた記憶がほとんどなかったのに、今回ばかりは携帯を忘れたということが自分にとって大きく情緒不安定の末路をたどることになってしまったと、反省しながら、家へ急ぎました。

やっと家へ着き、中へ入るなり、「おかえりー!はい、携帯っ」僕が玄関に置き忘れた携帯をいかにも自慢げに渡して来るお父さんのテンションやばすぎました。

結局ことの詳細を伝え、お詫びもしました。特にお父さんを怒らせることもなかったことは本当に不幸中の幸いでしたが、「携帯がないってこんなに不安なのか」はじめて自分がこの現代社会と同様に携帯に依存し、振り回されている日常を痛感した休日でした。